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コーラ小林が行く!高円寺の老舗銭湯「小杉湯」

コーラ小林

◎この記事は伊良コーラの大学生インターン「古川さん」が書き起こした記事になります。

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伊良コーラ(いよしコーラ)はクラフトコーラ専門メーカーとして、全国の飲食店さんや小売店さんに取り扱いをいただいております。

伊良コーラのテーマでもある「伊良コーラに出会った人が少しだけハッピーになる」。
そしてこのテーマは我々の代わりに、全国の方々に伊良コーラを届けていただく様々なお取引店さんあってこそだと思っています。

全国のお取引店さんのご紹介や、そこに至った様々な出会いやストーリーをお伝えすることを目的としたシリーズ「コーラ小林が行く!」第2弾となります。

今回お話を伺ったのは、昭和8年に創業した高円寺の老舗銭湯「小杉湯」の3代目当主「平松佑介」さん。
こちらでは番台で伊良コーラを購入できるほか、定期開催される「クラフトコーラアワーの湯」にて伊良コーラを製造する過程で出た絞りかすが入ったお風呂に入ることができます。

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小林:
本日はよろしくお願いします!ざっくりといろいろなお話を聞かせていただければと思います。

平松:
こちらこそよろしくお願いします!

小林:
早速ですが、どういう経緯で伊良コーラを置いてくださることになったのでしょうか?

平松:
伊良コーラを扱うきっかけは、緊急事態宣言でした。
感染症対策のために待合室を使うことができなくなってしまったとき、ドリンクをテイクアウトで買ってもらうことを思いついたんです。

持って帰ってもらうとなった時、コンビニや自販機で売っているものなら小杉湯で買う必要はない。だからこそ小杉湯でしか出会えないものを販売しようと決め、いろいろと調べる中でクラフトコーラのことを知り、伊良コーラと出会いました。

小林:
平松さん含めて数名で伊良コーラの店舗まで来ていただきましたよね。

平松:
そうでしたね。初めは知人に伊良コーラを紹介してもらい、お店が近くにあるとのことなので行かせてもらいました。そのときに「もったいない風呂」という企画をお話しさせていただいたと思います。

小杉湯には、「綺麗で清潔で気持ちのいい銭湯に毎日向き合う」という僕のおじいちゃんの代からの覚悟があるんです。

そこで、気持ちのいいお風呂とはなにかと考えた時、昔の柚子湯や菖蒲湯などの気持ちがよくて季節を感じられる天然のものを入れるお風呂をやりたいなって思いにたどり着きました。

初めは果物屋さんで買ってきた果物をお風呂に入れていたため、コストがかかりすぎてしまったんです。年に何回かのハレの日ならいいんですけどね。小杉湯の中では、銭湯とは日常の中の小さな幸せを感じられる所として、「ケの日のハレ」の場所であると定義しています。だから、年に何回かでは「ケの日のハレ」にならないってなったんです。

そんな時、「生産者さんと繋がって廃棄品を提供してもらえばいいんじゃないか」とアドバイスをもらって、徳島のみかん農家さんを紹介してもらったんですよ。
話を聞くと、農家さんも流通できない傷物の使い道を模索していたんです。だから「お風呂に入れてもらえたら嬉しい」と言ってもらえました。

本来だったら廃棄しなきゃいけない、使い道のないものを使って、日常の中に天然のものを取り入れる。そうやって始まったのが「もったいない風呂」でした。

小林:
果物以外にもクラフトビールの湯なども、もったいない風呂としてやっていましたよね?

平松:
そうですね。クラフトビールとかクラフトジンを製造した後の残渣をお風呂に入れていました。

クラフトビールの湯をやっていた頃、伊良コーラのお店に行って伊良コーラを小杉湯の番台前に置きたいという相談をさせてもらいました。そこで小林さんからコーラを作った後に残る残渣をお風呂で使えないかと提案してもらいました。なるほど!その手があったかと。

※残渣(ざんさ):食品や調味料などを絞った残りかすのこと。

小林:
クラフトコーラのお風呂って気持ちが良いですよね。

平松:
ほんとに気持ちがいいです。クラフトコーラのすごいところは、いい成分をたくさん使っているところ。残渣だけどちゃんとクラフトコーラの香りがするんです。

普段人気のお風呂って、漢方やハーブ・スパイス系なんですけど、伊良コーラならそれがすべて入っているからめちゃくちゃ贅沢なお風呂になるんですよ。

小林:
小杉湯さんのお客さんと伊良コーラのお客さんって親和性が高いですよね。

平松:
たしかにそう思います。実際に皆さんクラフトコーラをすごく買ってくれているんです。

今の家はおうちにお風呂があるから、別に銭湯に行かなくてもいいわけですよ。
だけど、「日常の中にいいものを取り入れたい」、「いい体験を取り入れたい」、「ホッとする時間をつくりたい」、「余白を持ちたい」と考える暮らしに感度がある方が銭湯を選んでくれているのだと感じます。

「ケの日のハレ」、日常の中でちょっとしたライブを体験できる場所として銭湯を選んでくれているのだと思います。

小林:
もしかしたら、ライブのような動きのあるアクションにクラフトコーラが合うのかもしれませんね。

平松:
クラフトコーラによって体験が深まるのだと思います。

例えば音楽ライブに行く前って、情報を集めてグッズを買ったりして、ライブの後には音源聞いたりして…そういった前後の行動も含めてライブだと思うんですよ。

そして、お風呂という体験の後にもいい体験をしたいんですよね。だからこそ、コンビニに売っているドリンクではなく、ここにしかない生産者のこだわりのある物を飲みたいという思いがあるんだと思います。

小林:
つまり、コーラはコーヒーとかと違って、結構動的な飲み物なのかもしれないですね!
それはコーラの成り立ちとも関係しているんだと思います。コーラはもともとコカの葉っぱのエキスとコーラの実のエキスが入った覚せい作用のある飲み物なんです。元気になるワクワク系の飲み物なんだっていうことを改めて感じました。

小林:
話が変わるんですが、
最近、伊良コーラの今後についてどうしようかなと考えているんです。

平松:
例えばどういうことを考えていたりするんですか?

小林:
伊良コーラの特徴って、小さなお店があることと、自社でこだわって製造していることだと思っています。だからその特徴を生かして、例えばお寺の参道みたいな所にタバコ屋くらい小さいお店を作りつつ、瓶も自販機とかで、全国的に広げていきたいなと思うんです。
それって実はコーラの実とも関係していると思っていて。
コーラの実は、現地ガーナでは元気になるエナジードリンクのような立ち位置なんです。たいていは、市場の一番奥の奥で魔女みたいなおばあさんが山盛りになったコーラの実を売っています(笑)。

仕事前とか休憩中のおじさんたちが一粒買ってかじって、仕事を頑張る気持ちになる。日本でいうリポビタンDみたいな、滋養強壮的な役割をしているんです。

そういったコーラの原点を振り返ってみると、街中にぽつぽつと伊良コーラが売っている小さなドリンクスタンド的な場所があるとおもしろいなと思います。

あと、常に一番おいしいところで伊良コーラを飲んでほしいと思っているので、風呂上りは最高ですよね。サウナとか銭湯って、ライブのような動的な体験だし、汗をかいてのどが乾くという意味でダブルでいいんです。

平松:
たしかに、場所の価値がなんなのかっていうのは重要ですよね。
家で何でも手に入る時代だからこそ、何かがあるから行くというよりは、「ここに行けば何か出会いがある」「ここでしかできない体験がある」っていうのがすごく重要になっています。

そういう上では、「ライブである」っていうのはすごい大事だなと思っていて、だからこそ前後の体験を作っているんです。
小杉湯では毎日いろんなお風呂を提供するっていうのも動的であるし、来るたびに小さいけど変化が感じられるように工夫をしています。

小林:
家にいたらなんでも経験できる時代だからこそ、逆に店舗の価値が上がっていくんだと思います。

あと気になっているのは、マーケティング的な観点で、お客さんはどのようにドリンクを選んでいるんですか?

平松:
その日のお風呂の種類によって選ばれるドリンクが変わりますよ。伊良コーラ風呂の日には伊良コーラを飲もう、みたいな。

ライブの後にそのアーティストのグッズを買うのと同じことですね。お風呂側の体験とドリンクの体験がリンクしているんです。

小林:
なるほど、それは面白いですね!
伊良コーラをどこか新しいお店に置いていただく場合も、ミニライブみたいな体験を仕掛けられたらいいんですかね。

平松:
そうですね。伊良コーラの前後の体験をいかに作れるかがすごく大切だと思います。

伊良コーラさんは小杉湯とすごく相性がよくて、「ケの日のハレ」である銭湯の体験を深める役割になっているなあと改めて感じています。

小林:
そのように言っていただけて嬉しいです。
これからも小杉湯さんとはいい取り組みができればいいなと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします!

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コーラ小林
株式会社GRAND GIFT代表取締役。世界初のクラフトコーラメーカー「伊良コーラ IYOSHI COLA」代表/クリエイティブディレクター 。世界でただ一人のコーラ職人。クラフトコーラ発祥人。